[170冊目]東野圭吾の最高傑作「白夜行」

170. 白夜行

東野圭吾の最高傑作

白夜行』は多くの東野圭吾ファンから最高傑作と評価されることが多い長編小説です。なんといっても分厚い。文庫本なのに厚み5cm以上あるんじゃないでしょうか。その厚さゆえ、なかなか頁がめくれず、積読状態のままになっている人も多いとか。私はたまたま宿泊出張があったので旅のお供に連れていきました。面白い!とまらない!移動時間やホテルで読みふけった結果、初日で半分くらいは読み終わりました。その時点で、間違いなく自身のベスト10入りは確信しました。次の日、羽田空港で読みかけの本をホテルに忘れたことに気づいたときは泣きました。当然、このままで終わる訳にはいかず、メルカリで2冊目の白夜行を購入し、先日ようやく読了しました。

<<下に続く>>

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物語は1973年の大阪で、一人の質屋の親父が殺されたところか始まります。容疑者は次々浮かぶものの、結局事件は迷宮入りしてしまいました。白夜行は、その事件の「被害者」の息子である桐原亮司と「容疑者」の娘である西本雪穂の二人の事件後の物語です。二人の人生が交わることはありませんでしたが、その後も不思議と二人の周りには奇怪な犯罪が多く発生しました。何か因果関係があるのか?それともたまたまの偶然か?そうしていくうちに19年が経過しました。

本作では二人の心理は一切表現されません。読者も二人が関係あるのかどうか含め、真実については最後まで類推するしかありません。854頁の分厚い小説もページ数が少なくなるにつれて、この残り頁でどうやって結末を導くのだろうと少々不安になりながら頁をめくります。反面、800頁以上読んだあとでも、少し終わってほしくない気持ちも残ります。それくらい面白いミステリーでした。しばらく東野圭吾の虜になりそうです。読了後、「幻夜」という続編があることをしり、早速ポチりました。TV化、映画化もされてる様ですが、できれば原作から入っていかれる方がより深く味わえるのではないでしょうか。間違いなく傑作です。超絶オススメです。

白夜行

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