[159冊目]読書家ビル・ゲイツ絶賛の1冊「FACT FULNESS」

159. FACT FULNESS

ほとんどの人は世界を、実際より残酷なものと認識している

FACTFULNESS10の思い込みを乗り越え、データを基に世界を正しく見る習慣』は私達が思いのほか、間違った先入観に支配されていることを気づかせてくれる良書です。いわれてみれば、そうだなぁと。例えば、下記の問いをされた時、どういった答えをイメージするでしょうか?

・世界の平均年齢は何歳くらい?

・高所得国、中所得国、低所得国、シェアが最も大きいのはどれ?

・低所得国において女性が初等教育を受けている割合は?

・世界で予防接種ワクチンを受けてる子供の割合は?

・世界の電気や飲める水道の普及率は?

大半の方が、事実よりも悲観的な答えを回答してしまいます。たしかに。我々は、なぜか「世界は悪くなっていく、悪いままである」と思い込んでおり、潜在的に実際よりも怖く、暴力的で、残酷だと考えているからです。「進撃の巨人」のミカサの台詞みたいですね。

<<下に続く>>

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その理由は日々のニュースの大半を占める、ネガティブニュースです。基本的にニュースは、ごくたまにあるサプライズを含んだグッドニュースを覗いて、ネガティブなものしか流しません。そりゃそうです。「今日、飛行機が無事に着率しました」といったニュースを流しても、だれも見向きもしないからです。グッドニュースに「サプライズを含む」という条件を課すと、急に数が減り、相対的にネガティブニュースのほうが数が多くなるので、我々は毎日ネガティブニュースのシャワーをあびることになるのです。

そうなると、一種の洗脳みたいなもんで、「世界は悪くなっていくんだ。悪いままでなんだ」と思い込んでも致し方ないところがありますよね。だから上記のアンケートでも、よりマイナスな回答をしてしまいがちになっちゃうんです。しかし、データからみれば、もはや「先進国」「発展途上国」といった区分けはできないほど、世界の所得は平準化しています。我々が思ってる以上に水や電気などのインフラも世界中に行き渡っています。毎年のように疫病普及率や乳幼児死亡率は低下しています。「世界は良くなっている」が事実なのです。

本書は、そういったデータを見る上で、従前の無意識の思い込みの危険性を我々に気づかせ、先入観にとらわれず正しい判断をするためのネガティブ思考の脱洗脳をしてくれます。思えば世の中の名経営者たちは、「人と違うことをする」「人が当たり前と思っていることにを疑問に思う」といったところから常にスタートしてますよね。

きっとそういうことなんでしょう。思考の錆落としの一冊としていかがでしょうか?

FACTFULNESS(ファクトフルネス)10の思い込みを乗り越え、データを基に世界を正しく見る習慣

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