[152冊目]辻村深月の子を手放した母親の物語と[151冊目]ハワイ旅行記(マンガ)

152. 朝が来る

読了後、深い余韻が残る小説

朝が来る』は子を産めなかった女性“佐都子”と子を手放さなければならなかった女性“ひかり”、それぞれの生活とその後の運命を描いた辻村深月のヒューマンサスペンス小説です。

「なんだろう、この読後感は。」

読了後、とても深い余韻がしばらく続きました。

メインテーマは「人を信じる」ということ、サブテーマは「不妊治療」と「特別養子縁組」です。不妊治療の苦しさや特別養子縁組という制度についての負の側面もリアルに描かれています。

男性としては「女性はそんな風に感じるのか」と考えさせられる部分も多かったですね。

物語は子を産めず、数年前に生まれたての赤ん坊を養子として引き取った佐都子の元への1本の電話から始まります。

電話口の女性はいいました。

子供を返して欲しいんです

前半は子供を引き取った佐都子とその家族の生活、後半は子供を生んだひかりの人生について描かれています。

おそらく大半の方は、ひかりの方に感情移入してしまうのではないでしょうか。

ごくごく普通の女の子だったひかりは、幼くして子を授かった事をきっかけに波乱の人生を迎えることになります。

いろんな人に裏切られた。

少なくとも、異常な精神状態の中でひかりはそう受け止めてしまいます。

親、恋人、恩師。

何も悪いことをしていないのに。

信じていたのに。

子を手放したストレス。

大切な人への望まぬ不義理。

私の何がいけないのか?

ひかりは幼いところも多々ありますが、それも含めてごくごく普通の女の子でした

世間知らずの女子がこんな経験をしたら、きっとこうなるよな…と思ってしまいます。

テーマが重いので読む人を選ぶ本かもしれません。僕は読んで良かったです。

読了後、とても深い余韻が長く残る物語でした。

恐るべし辻村深月です。

できればお父さんに読んで頂きたいです。

興味がある方は是非。

151. もっとハワイバカ一代

プチハワイ旅行気分。そして行きたくなる。

もっとハワイバカ一代』は2010年に発売された『ハワイバカ一代』の続編で、2018年末に発売されたハワイマンガ旅行記です。

前作がなかなか楽しかったので、続編も読んでみました。

今回は娘ちゃんも登場です。

なんかこの本を読むと、この人と一緒にハワイに家族旅行にいってる様な気持ちになるんですよね。

そのあと、本当にハワイに行きたくなるんですが。

ベタなガイド本では見えない、ハワイの生活やあるあるがふんだんに盛り込まれていますので、ハワイ初心者や「最近ハワイご無沙汰〜」な方におすすめの本かと思います。

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