[143冊目]しっかり泣けた君の膵臓を食べたいと[142冊目]又吉の火花より面白い2作目

143. 君の膵臓をたべたい

君の膵臓をたべたい』は2016年の本屋大賞2位作品です。

最初「なんちゅうタイトルや…」と思いましたが、読んでみたら号泣でした。

高校生のヒロイン桜良(さくら)は不治の病に侵され余命1年を切っていました。

そんな折、たまたま病院で桜良と出会った”僕”は桜良の秘密を知ってしまいます。

「誰にもいわないで」

“僕”は彼女の願いを承諾しました。

親友やクラスメイトと楽しくはしゃぐ桜良をみて、ふと僕は聞いてしまいました。

「君って、本当に死ぬの?」

「…。死ぬよ」

自分の病気の事を他の誰にも告げず、残された日々をとにかく普段通りに明るく生きようする桜良の立ち振舞いに、途中から涙が止まりませんでした。

できれば何の情報も入れずに読んでみて下さい。泣き小説が好きな方にオススメです。

142. 劇場

劇場』は又吉直樹の2作目で、周囲では『火花』より圧倒的に高評価です。

売れない演出家の永田とその彼女沙希の物語。

評価されないストレス、嫉妬、劣等感を抱え続ける永田。

ただひたすら永田を愛し、認め、支えつづける沙希。

共に過ごした月日は、二人をずっと傷つけ続けました。

自分の不甲斐なさを自覚しながら、沙希にあたってしまう永田の弱さが切ないです。

「嫉妬という感情は何の為に人間に備わっているのだろう。何かしらの自己防衛として役に立つことがあるのだろうか。」

終始灰色感が漂う素晴らしい作品でした。

もう芸人という色眼鏡はいらないかな。

太宰治が好きな方におすすめです。

141. 星の王子さま

小学生の頃に読みたかった。お子様向けに。

小説に登場した曲や絵が気になることってないですか?「フランダースの犬」で主人公が見たかった絵の様な…

先に読んだ『君の膵臓をたべたい』でヒロインが主人公に勧めた文庫本として登場していたので『星の王子さま』を読んでみました。

星の王子さまは故郷を離れて、いろんな星を旅することになりました。

そこでいろんな大人に出会いました。

自称王様、うぬぼれ屋、常に忙しい実業家。

みんな大人なはずなのに、王子様には理解できない不思議な人達ばかりでした。

「おとなって、とってもとっても、おかしいんだなぁ」

旅する中で王子様はとある地理学者に出会います。

そこで「はかなさ」について学びます。

いつか滅ぶものははかないのです。

ふと自分が故郷に残していった、1本のわがままなお花の事を思い起こしました。

お花はいつか散ることを知ります。

「あの花をひとりにしては、いけなかったんだ」

もし小学生くらいのお子さんがいれば、是非プレゼントしてあげて下さい。

読み聞かせてあげてもいいですし、ほぼひらがなで綴られいますので2年生くらいであれば十分読めると思います。

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