[125冊目]又吉の芥川賞と[124冊目]「転職の思考法」北野唯我の最新作

125. 火花

悲しくも可笑しい、二人の芸人の物語

火花』はピース又吉直樹の芥川賞作品です。芸人の偏見無しで読んでみました。やっぱ面白かったです。

二人の売れない芸人の物語です。物語全般を通して太宰治の様な曇天感を漂わせつつ、少し悲しみを含んだ笑いがたっぷり散りばめられています。それらの笑いが二人に起こる数々の悲しい出来事をより一層を引き立てます。

きっと自分を含め何人も悲しい芸人を見てきたからこそ書けた小説ではないでしょうか。何となく北野映画に通ずる物を感じたり、文学感もありで僕は変な恋愛物より遥かに好きな小説でした。おすすめです。

124. 天才を殺す凡人

多くの会社では、凡人の共感性が天才を潰す

天才を殺す凡人 職場の人間関係に悩む、すべての人へ』は『転職の思考法』の北野唯我氏の最新本です。(『転職の思考法』のレビュー

会社には「天才」「秀才」「凡人」の3種類の人間がいる。この三者は決して上下関係でなく三権分立の関係にある。実は常に「天才」が求められているのではなく、会社の状況によって必要とされるタイプは変わってくる。大切なのは自分がどのタイプであるか理解し、相容れないタイプや自分の弱点を補完してくれるタイプを理解しておくことだ。そうすることで職場での立ち回りや人生が大きく変わってくるという内容でした。

「天才は物理で動き、秀才は法律で動く」なるほどなと思いました。ちなみに私は「最強の実行者」タイプです。もしよろしければ一度読んでみては如何でしょうか?

123. 老後の資金がありません


60歳手前で貯金がどんどん無くなっていく物語。前半は秀逸。

老後の資金がありません』。下の子供が専門学校を卒業し、ようやくお金の悩みから開放されると思った矢先に、娘の派手婚、舅の葬式、姑の生活費などでみるみる貯金が減っていく。挙句の果てに自分と旦那が同時期に失職してしまう。「私、何か悪いことしたか?」と言いたくなるほど負の連鎖に陥る主婦の奮闘物語。前半のテンポが秀逸。

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122. 仕事2.0

クビになる準備は出来ているか?

ちょっと胡散臭い表紙とタイトルかな?と思いつつも『仕事2.0 人生100年時代の変身力』を読んでみました。結論、読んで良かったです。一番衝撃的な段落タイトルは「クビになる準備は出来ているか?」でしたね。

人生100年時代において、我々はできれば30代・40代のうちに自分が70歳・80歳まで働く方法を見つけなければなりません。その為には今までの学びを一旦放棄し(unlearn)、改めて学び直す(relearn)が必要なのかもしれません。

今ちょうど自分がやろうとしていることと一致しており、間違っていないんだと勇気を与えられた本でした。皆さん、是非色々学びましょう。自分をマイナーチェンジし続けましょう。おすすめです。

121. 株は100万 3点買で儲けなさい

うーん、ちょっと厳しいかな

株は100 3点買いで儲けなさい!』。タイトルが目について読んでみました。資金100万円なら3点、300万なら4点、500万なら5点買いと各々の資金ごとに株の買い方を具体的な社名付きで提案しています。

ただ読んだ感想としては、どの買い方も過半が現金で待機等なんとなく保険を打ってる気配が強いのと、確かに具体的おススメ銘柄は上げてくれてるんですが、各社の選定理由の大半が事業内容の紹介であり、そのまま言うとおりにその企業を買おうとさせる説得力がイマイチ感じられませんでした。ちょっと競馬の予想みたいです。気になった方は一度読んでみて下さい。

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